【元双葉小学校管理委員会】
詳細は本紙P.13をご覧ください。
◆自分たちの手で双葉地区を元気に
〈双葉がっこそば〉
とき:5月26日(日)午前11時30分~午後1時
ところ:元双葉小学校(大字門伝)
費用:800円
定員:先着50人
申込み:5月7日午前9時から、申し込みフォームまたは電話で西山形コミュニティセンターへ
【電話】643-3104
山形市の西部、双葉地区にある旧双葉小学校。平成24年3月に廃校になって以来、地区への交流人口を拡大しようと地元の人たちが学校の利活用に取り組んでいます。最近では、毎月第4日曜日に、地元の有志が手打ちそばを提供するイベント「双葉がっこそば」を開催し、好評を博しています。
今回は「元双葉小学校管理委員会」の皆さんに、双葉がっこそばを始めたきっかけや思いを話してもらいました。
旧双葉小学校は、市内で唯一の廃校です。廃校になる年には7人いた児童もその翌年から徐々に減っていき、双葉地区は子どものいない地区に様変わりしてしまいました。
地域をなんとかしなくてはと思い、地域の活性化に向けた校舎の利活用を市と一緒に検討してきました。初めは、校舎を利活用してくれる事業者を探そうと内覧会などを行いましたが、事業者は見つかりませんでした。
その後、自分たちでできることから利活用を始めようと、地元の有志で話し合い、昔からそば打ちに取り組んできたことを思い出しました。
地元のそば打ち名人を中心に、そば道場を作ろうと話がまとまりました。始めは、そば打ち体験のイベントを定期的に開催し、参加者からの意見をもとに改善を重ね、令和5年6月に「双葉がっこそば」をスタートしました。使用するそば粉は双葉地区でとれたそばを使用し、営業日の前日にそばの実を石臼でひいています。「ひきたて」「打ちたて」「ゆでたて」の自慢のそばを提供しています。
「双葉がっこそば」をきっかけに、双葉地区に来てくれる人が増えてきました。
今後は、もっとたくさんの人に双葉地区に足を運んでもらえるように旧双葉小学校を起点としたウオーキングやサイクリングの促進、体育館を広く利用していただけるような環境整備を行い、体を動かすアクティビティを中心とした利活用を目指していきます。
双葉地区で行う催し『市制施行135周年記念事業「ふたば農園」でじゃが芋や大根を作ろう』は本紙P.18をご覧ください。
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